![]() ![]() ![]() ![]() |
|
longipinnis ロンジピニス、ロンジピンニスとも呼ばれます。南米種の年魚でブラジル付近で採取されるようです。生息範囲も広くロケーションタイプもいくつかあるようです。尾びれが大変大きく、成長した雄はクシ状に広がり大変優雅です。 雌は雄を小さくしたようになり、雄の半分ほどの大きさになります。色は腹ビレに薄いオレンジが乗りますが全体的に肌色です。 年魚と思えないほどの大きさで雄は12cmを超えるほどになります。雌は小さく5cm程度になるでしょう。しかし水槽の大きさによっては雄もそれほど大きくはならないかもしれませんが、やはり大型のメダカと言う事で60cm水槽などの大きめの水槽で飼育すれば、かなり大きな魚になるでしょう。最低でも45cm水槽くらいが良いと思いますが、幼い時は30cmで良いと思います。 繁殖は水槽の底のピートを入れた器の中に潜り卵を産み付けるピートダイバーで、シンプソニクテュスやアウストロレビアスと同様の形態で産卵します。休眠期間は4ヶ月から半年の間ですがが保管温度、湿気具合によって変わります。ピートを入れる器もオスの体型に合わせるように大きめにし、ピートも多めに必要になります。あまりピートを硬く絞った状態で押し込んだり、多く入れすぎることは止めたほうが良いでしょう。ふわっと軽く入れる感じが良いと思います。繊維の細かいピートよりも繊維の長い物の方が良いでしょう。深くしても産卵時に潜った際に器の外に出してしまうことが多いです。ピートを多く入れる時に注意する点ですが、必ず良く煮出したピートを使った方が良いでしょう。あまり煮ていないピートの場合は入れ替える前と後ではpH値が急変する恐れが有ります。交換時に水質の急激な変化は避けた方が良いでしょう。 性格はおとなしい部類ですが、稀に雌を追い回して殺してしまうことがあるかもしれません。特に小さい水槽の場合は注意が必要です。スプライトやウィローモスなどを多めに入れた環境が良いと思います。雌が隠れれるような環境を作ると良いでしょう。普段は仲も良いのですが、産卵後の雌が抱卵していない状態では追いかけられることが有るようです。 エサは生餌を好むようで、アカムシが良いと思いますが、コバエやワーム類も食べると思います。幼体のコオロギなども食べるほどです。とてもよく食べますので、エサを多めに入れても大丈夫なようですが、残った場合は水を汚すので注意が必要です。残飯処理にレッドラムを入れておきます。またオスが大きく育ちますので、雄にエサが行き渡らないことも考えられます。このような種類には雌に餌が行き渡るような工夫が必要かもしれません。 この仲間も注意することは、夏場の高めの温度では調子を崩すようで、低め(21~24℃程度)の水温で飼育したほうが良さそうです。夏場でも25℃ほどが良いでしょう。28℃を越える環境では飼育が厳しくなりますのでエアコンが必要になるかもしれません。ダメなら涼しい場所やファンで水温が下がるような対策をした方が良いでしょう。冬は暖かい部屋ならヒーターも要らないと思います。水質も中性から弱酸性で良いと思います。特にノソが掛かるようなコショウ病になることも無いようですが、保険として塩を少量入れておくと良いと思います。水換えは三週間から一ヶ月程度で大丈夫だと思いますが、餌の量と水槽の大きさと魚の状態を良く見て判断すると良いと思います。 飼育は導入時の水合わせに注意し、日頃の管理を怠れなければ、それほど気難しい魚ではないと思います。卵も大きくピートの中でもすぐに見つかることでしょう。調子が良ければかなりの数を産みますが、全部孵すのも維持が困難になりやすいので、採卵の間隔を広く取っていくと良いと思います。フルサイズまで育てると感激するほど綺麗になります。 |