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ペルー産の年魚です。ペルーのシッパーである、ワイルドゴナペルー社(GWP)が採取し、一般ルートにて流通したのが最初ではないでしょうか。当初はMoema sp.でしたが2003年に同定されました。最大で17cmの記載ですが尾鰭の伸び方が個体や環境によって異なり、もう少し大きくなる個体も出そうです。雌は一回り小さく10cm程度です。孵化してから3ヶ月で12cm程度にはなるでしょう。比較的温和で雌雄の喧嘩はそれほどきつく有りませんが。食欲旺盛なだけに雄ばかりが餌を独り占めしてしまうことが有ります。上手く雌にも餌が行き渡るように工夫をしましょう。場合によっては雌雄分けて飼育すると良いと思います。 南米の高温産に区別されますが、ペルー産の年魚はやや低めの水温が適しており、23℃程度の維持が良いでしょう。卵も多産で休眠期間は4ヶ月程度ですが、ばらつきもあるので低めの温度で6ヶ月程度のことが有ります。飼育水温が低めだけに休眠期間中の保管温度も高くなりすぎないように注意しましょう。25℃で保管するのが安全かと思います。雌が7cm程度ならば1mm程度の卵ですが、さらに大きくなると2mm近い卵も産みます。卵の大きさに変化が有っても、休眠期間や稚魚のサイズはほとんど変わらないことでしょう。 飼育自体は大変丈夫な種ですが、やや雄に偏る傾向が有るようです。雄が多いと喧嘩しますので60cm水槽などの大きめの水槽で混泳させると良いでしょう。他の大型年魚と同様に大きめの水槽が必要ですが、ペア飼育ならば40~45cm水槽でも維持が可能です。ただし水温を低めに保つことと餌の量、水代えペースに注意しましょう。後は飛ぶ恐れが有るのでフタを忘れずに。餌については活餌が良いですが、冷凍アカムシで十分です。余裕が有ればヒネた小魚などを与えると良いでしょう。それほどフィッシュイーターではないので特に必要はないと思います。 採卵はピートが大量に必要になるここと、個体サイズが大きいので、ピートを入れる器も大きめにする必要が有ります。個体に合わない小さい容器でも潜って産卵しようとしますが、上手く産卵出来ないのか未受精の卵が多くなるようです。大きめの容器を設置しまうと水槽の高さが足らなくなる恐れが有ります。そのときは水槽の底に仕切りをしてピートを入れる方式が良いでしょう。定期的にリセットして採卵・回収をすれば良いと思いますが、採卵ペースの間隔が開くと100個以上にもなる大量の卵を一度に取り上げてしまうことが有ります。なるべくこまめに採卵して分割した方が、後々の管理はしやすくなるでしょう。休眠保管後、このような大型メダカが大量に孵化してしまうと管理も大変になります。卵が多く取れたら仲間に配りましょう。 画像の個体達はまだ若く12cm程度のサイズですが、この後から腹鰭、尾鰭の下端が黒く染まり良く伸びます。大変優雅で格好良いですが、やはり大型メダカで有り、入手にはそれなりの管理・環境が必要になってきます。入手された方は頑張って維持して頂きたいと思います。 |