アピュオセミオン ビビッタトゥム

Aphyosemion bivittatum


Aphyosemion bivittatum
Aphyosemion bivittatum
Aphyosemion bivittatum
Aphyosemion bivittatum
Aphyosemion bivittatum
Aphyosemion bivittatum

 アフリカ産の非年魚、アピュオセミオンの仲間です。バイビテイタムで知られています。何種類かのロケ・産地が有るようで、有名なのはラゴスと呼ばれているものと、マルチカラー、イジェオブデと言うもののようです。大きさは最大で5cmほどにな.るそうですが、このペアは4cmほどです。アフィオの仲間としては小さい種類ではないかと思います。名前が似ているビタエニアトゥムも同じような体型で、混同されているようですが、混ざってしまうとどっちがどうだかわかりません。スプレンドピゥアとも呼ばれることがあるようです。アピュオの中でもガルドネリとバイビの仲間は特に種類が多いように思います。またこの仲間のロケ等のバリエーションの多さには驚かされます。
 この魚も多年生で、長く楽しむことができ、産卵も頻繁に行われます。最大の特徴としては、オスの背びれが大きくなります。しかし写真(左がメス、右がオス)のように普段はたたんでいますので、その様子を見たいのであれば、複数飼いし、オス同士の闘争時や産卵時に見られます。しかし闘争すれば、大きな口で噛み付き合い、綺麗なヒレがボロボロになってしまいます。でも闘争時の綺麗さはアフィオの中でもトップクラスに入るのではと思います。
 飼育に関しては容易で、水質も中性付近の通常水質で問題ないと思います。ただ酸性側に傾けた方が色を増すように思います。しかし注意しないといけないのは水温で、25度ほどがまでが適温かと思いますが、これから高い温度だと調子を崩してしまうことが多いようです。しかし一般ルートで出回るブリード物なら25℃以上でも慣れているようで大丈夫な場合が多いようです。ワイルド物はこれよりも低水温の方が好ましいと思います。
 繁殖は容易で、状態良く飼育していれば、いつの間にか稚魚が泳いでいることでしょう。産卵する場所は、モスやふさふさしたものに卵を産みつけ、大磯などの底砂の場合は、砂にも卵を産み付けることがあると思います。産卵後は二週間ほどで孵化しますが、卵を取り出して孵化の期間を少しだけ調整することができます。もし卵だけを取り出したいときには、ピートやモップを使っても可能となります。
 通常のメスは色も薄いのですが、闘争するとメスも色を出します。しかし通常はオスが強いのでメスがいじめられる傾向が有ります。上の画像のようにメスが綺麗な発色を出す場合はオス化した場合で、あまり頻繁では無いようですが極稀に起こることだと思います。お店などで売られているときはメスが白いので見分けも簡単だと思います。また売られている数も多く、価格も安いので、入門種としてもいいようです。
また他のアフィオ同様、混泳も入れる魚によっては危害を与えたり、また逆に与えられてりするときがあります。性格も荒い方で、オスがメスを追いかけて、メスが怯えてしまうことが多く、水槽のレイアウトを水草や流木で複雑にしたり、大きめの水槽で飼う方が、長く維持するためにはいいと思います。やはりメダカ全般に言えることですが単独飼育でペアもしくはトリオで飼育した方が継続して維持していくのには確実な方法だと思います。ただし雄同士は分けた方が良く、激しく喧嘩をして一方がダメになることが多いです。
 エサは生餌を好むようですが、人工飼料にも慣れ、大抵のエサなら食べるようで、普段からエサを探しているように泳ぎ回ってます。ただしこれもワイルドで無い場合です。そして人工飼料は水を汚しやすいので、出来ればブラインと冷凍アカムシが良いでしょう。もちろん与えすぎて残るようなことは水が汚れるので注意が必要です。
 卵目の仲間は稚魚の雌雄が偏る場合が多く、オスばかりやメスばかりになってしまうときがあります。もしその言った状況になった場合は水質を変えることによって、雌雄を揃えることができるかもしれませんが、水質をコントロールするなど難しいですし、またどのような水質でどちらに偏るかなどはわかっていません。この為、長年維持させるのには、複数のペアを別々に維持し、繁殖させていかないと、偏って雌雄どちらかだけが生まれた場合は系統の維持が困難になると思います。もし貴重な種類で有れば、近くに居る仲間や知り合いと分担飼育して全滅しないような方法が望ましいと思います。

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