ノトブランキウス sp. "ウォーファーブルー"

Nothobranchius sp. "WARFA BLUE"


Nothobranchius sp. WARFA BLUE

 卵生メダカの一年生(年魚)と言われる種類です。一年生とは、一年ほどの寿命でしかなく、短い間に成長、産卵する種類で、この逆に2~3年近く生きるアピュオセミオンの仲間などは多年生(非年魚)と言われています。このウォーファーブルーはNothobranchius jubbi ジュビーのバリエーションの1つとだ思います。ジュビーでは尾の付け根に赤いスポットが有るのが特徴ですが、これは名前のように、ブルーと赤とのまだら模様の発色が綺麗です。飼育難易度は中くらいですが、人気が有り少し高価であまり出回らないようです。購入する場合は大きな成魚では無く、若い固体か卵の状態が良いでしょう。成魚だと寿命が短く、卵も多く取れない場合も有ると思います。
 中性付近の飼育で問題ないと思いますが、新しい水が良いようです。古い水の飼育方法も有りますが、コショウ病が出やすいので注意します。古い水とは他の水槽でしばらく回してこなれた水を使うのですが、こなれた水の方が調子が良かったりする場合があるようで、魚の種類によっても違いがあるようです。特にノトの仲間はコショウ病になりやすいようなので、あまり古い水も注意が必要と思います。普段から塩を入れておき予防しましょう。
 卵目の仲間の水質は軟水が良いとされているようですが、中には硬水に生息する種類もいるようで、この魚は中性から弱酸性で良いと思いますが、塩を入れるので硬度も上がっていきます。しかしメダカにはそれほど影響も無いようなのであまり心配しなくても良いようです。
 大きさは4cmほどになりますがプラケでも繁殖が可能のようです。繁殖は底のピートや水槽の底近くに有る水草などに卵を産み付けるのですが、底砂を敷いてる場合には底砂に生み付けてしまい、取り出すのに困難になります。このノソの仲間やアピュオセミオンの一部、キノレビアスの仲間などは卵の休眠期間が必要で、水から取り上げ、少し湿った状態のままで乾燥させ、一定の期間が経たないと、発眼・孵化になりません。水槽の中に入れたままだと発生しないままになります。この卵を採卵するにはピートを使い、水槽の底に敷いたり、ガラス等の器に入れて水槽に沈めます。調子良くペアが飼育できれば沢山の卵を産み付けます。この卵が付いたピートを取り上げて乾燥・休眠保管させます。休眠期間は2~3ヶ月ほどで湿り具合や保管温度に左右されます。
 性格は他のノソと同様におとなしい方なので大きめの水槽で、何匹も入れると大変見ごたえが出ると思います。ただし、同じ卵目だからと、気の荒いアピュオの仲間と一緒にしてしまうと、攻撃対象になると思いますので、注意が必要です。エサは生餌を好むようで、ブラインが良いと思いますが、人工飼料も食べるようです。しかし水が汚れやすいですし、ノトは良く食べますので、控えた方が良いでしょう。成魚にはアカムシをメインにするようにします。
 この仲間で注意することは、高めの温度で飼育してしまうと、寿命を早めてしまいます。しかし高めの方が調子良く、またコショウ病にもなりにくいです。あまり大きく育てず、小さいままでゆっくりと飼育したいのであれば25℃程度の水温で飼育したほうが良さそうです。
 この仲間の飼育は導入と、水の悪化、水温変化によるコショウ病に注意して日頃の管理を怠れなければ、それほど気難しい魚ではないと思います。採卵の楽しさを知ったり、カラフルで可愛らしいのでおすすめです。

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