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このシンプレックスは中性付近の飼育で問題なく、性格も温和でお勧めです。ベタの中でも珍しく、現地の水も中性からアルカリ寄りの水質に生息しているようで、ペーハーが酸性に傾きすぎると調子を崩すことも有るようです。有名な産地としてはクラビ産になります。 大きさは最大で8cmほどになるようですが、だいたい6センチほどの小型種です。30cm水槽でも繁殖が可能です。繁殖形態はマウスブルーダーでオスが卵を咥えます。食卵することもあるようですが、容易な種類に入ると思います。 色彩は腹ビレに青色がのり、オスは尾ビレのエッジにまでのるようです。メスは色が少ないですが体側に黒のラインが入るようです。またあごの下から頬にも青色の発色が出るようです。このシンプに限ったことではありませんが、小さいうちは判別が難しいと思います。 人口餌にもよく餌付くと思いますし、他の温和なベタやラスボラなどと混泳も可能です。飼育も難しくなく、誰でも状態にだけ注意すれば、長い間、維持していけると思います。また混泳水槽でも産卵をし、いつのまにか稚魚が泳いでいるときがあります。ただ、混泳する魚に稚魚が捕食されることもありますので注意が必要ですが、シンプレックスの親は稚魚を食べることは少ないと思います。ベタの中では稚魚が小さい方で、産卵後、孵化したての状態は注意が必要となり、数を取るのなら稚魚だけを大きめの容器などで管理した方が良さそうです。 維持の問題点とすれば、他のベタと飼育をしていると水質に差が出来やすいことだと思います。種水を酸性よりに作っているとシンプレックスの飼育水も酸性よりの水質になってしまい、意外と維持が難しくなる印象が有ります。可能で有れば別に種水を作った方が良いかもしれません。入荷も意外と多いですが、なかなか維持している方が少ないように思います。他のベタと比べると地味に思えるかもしれません。しかし実際に飼育してみれば綺麗でとても良いベタだと思います。 ![]() メス ![]() オス |