シンプソニクテュス コンスタンキアエ

Simpsonichthys constanciae


Simpsonichthys constanciae
Simpsonichthys constanciae
Simpsonichthys constanciae

 南米産ピートダイバーの年魚です。雑誌等で良く見ますが実物を目にする機会は少なく、流通量も極わずかで一部のブリーダーが維持しているだけでは無いでしょうか。一時期は採取物が出回ることもなくレッドリストにも載ったと言う話もされていましたが、最近では新しいロケも見つかり大丈夫なようです。飼育繁殖は楽で初級種となりますが、逆に楽すぎて増やしすぎ・孵化させすぎにより絶やしてしまうことも多いのが実情のようです。色彩的には茶色の斑が入りボディが金色に光って見えます。ヒレも後ろ端が長く伸びて体高が有るので見栄えが良くて綺麗な種類です。中にはヒレの先端が赤色に染まる個体も居ます。最大で♂6cm弱、♀で5cmほどになります。ピートダイバーですので、ピートを水槽内の器に入れて採卵しますが、容器の形に注意が必要かもしれません。採卵数が多いため、潜る際にピートを容器外へ出してしまいます。採卵は2ヶ月に1度程度、水換え(底水の吸い取り)時にピート交換・採卵すれば良いでしょう。二週間に一度でも良いですが、かなりの卵の量になると思いますので、次々に孵化した場合に水槽の数が足らなくなってしまいます。休眠期間が一ヶ月程度と短いので二週間ごとに儀式すると大変管理に手間が掛かってしまいます。
 飼育水温は23℃程度が良く、休眠期間中のピートの湿気具合は適当でも良いようです。水分多目でも少なめでも孵化してきますが、水分少なめの方が時間が掛かるかもしれません。休眠期間は、27℃で3~4週間ほど、24℃で1ヶ月半ぐらいです。孵化直後の稚魚は大きめで初めからブライン摂取も可能です。ほんどスライダーになることも無く、雌雄もそれほど偏りが有るようには感じません。それほど難しくなく飼い易いので、増やしすぎによる管理不足、大量の餌による水質悪化などで全滅したなどの話も聞きます。特に3cmを越える頃になると良く餌を食べ、体格も良くなっていきます。休眠期間が短く、温度によって一ヶ月程度で孵化し、その後の成長も早いので、親、稚魚、若魚と水槽の数が必要になると思います。メスもオス同様の体型ですが、各ヒレは伸びずに茶色の体色です。抱卵した場合にはかなりの数の卵を持ちます。一度に取れる卵の数は50個以上にもなるかもしれません。

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