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| 水槽用のフィルムヒーターを使った低温用のヒーターです。ブラインシュリンプを沸かすときや、プラケを暖める場合に使えます。これは定格12Vのヒーターの電圧を落として動作させただけのもので、画像のこの状態で水温はだいたい28℃ほどになり、冬だけの保温用として使用します。 作り方はDC6VのACアダプターにつなげただけで、サーモなどは使っていません。ただ通電しっぱなしのため、気温の暖かいときや、室内の温度が高い時、またブラインシュリンプ(以下ブライン)を孵化させる容器の材質やプラケの水量などによっては、温度が上がりすぎる場合が有りますので注意が必要です。容器が樹脂製の場合は溶けたりしないように注意します。今回はブラインの容器を厚めのガラス製にしたので丁度いい感じになっています。また温度が上がってもブラインの孵化率が多少変化するだけなので、あまり気にはなっていませんが、プラケの魚などの生体には電圧を下げるか取り付ける場合に工夫が必要だと思います。このままサーモにつなげるとヒーターの容量が少なすぎのためか、動作しないことがあります。抵抗を増やしたりと工夫すれば小型のサーモーで使えるかもしれませんが、まだそこまでのテストはしていません。 ブラインは魚の餌としては大変栄養があり、稚魚や餌付きにくい魚では欠かせないものだと思います。しかし孵化させるのには手間が掛かり、面倒なので使っていない方も多いと思います。そこで少しでも手軽になればと思いつきました。 通常は水槽内のコーナーなどに設置する孵化器が売られていると思いますが、これは数日で水代えをしなければいけないのに吸盤で水槽のガラスに付けてしまうので、取り外しや設置を繰り返さなくてはならず、大変面倒だと思います。また水槽内に間違ってひっくり返してしまったり、塩水を入れてしまったりと言う事もありますし、スペースも取ってしまうので、これを外に出せればそのような手間なども少しは減ると思います。しかしブラインは低温すぎや高温すぎでは孵化率が悪くなり、水の温度が約25〜28℃が適しているようですので、水槽の外に出してもこの温度になるようにしないと無駄になります。そしてこのような容器にすれば、ヒーターも両面テープ(粘着が強くない方が良い)で付けているので、エアレーションのチューブとフィルムヒーターを外せば、このまま水の交換や掃除も楽になります。夏頃になればヒーターも要らなくなるのでこのままでも孵化でき長い間使えると思います。 注意点としては、当然、電気の使用と接続などに気を付けなければいけませんので。容器は安定したところに、またエアレには逆流防止とエアポンプの位置に注意しましょう。それと容器の蓋ですが、エアレで塩水が飛び散ることも有りますのでチューブが通るほどの穴だけにしておきます。それと蓋が鉄製では、錆びることになるので、はじめから樹脂性の蓋を使用したほうが良いと思います。家庭の調理用品ならこのような容器が色々と有りますので探してみると良いかもしれません。 ちなみに、このヒーターは乾電池でも動作できますので応急的に使用することが出来ます。遠方からの移送やショップなどで魚を購入したが気温が低くて心配なときでも、これを使えば温度低下が防げるかもしれません。もともとこのヒーターは携帯用のカイロとして販売されていたようで、説明書には乾電池での接続方法が載っていました。また色々と実験などもしてみたいと思います。 |