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ブラジル産のシンプソニクテュスです。デルタ翼系と言われ、画像のように三角体型で、飛行機の翼のような形をしています。アンテノリ、ギゾルフィ、フラビカウダートゥスと近縁種になり、シンプソニクテュスの中でも特に難しい部類とされています。非常に水質の変化に敏感で、また腫瘍に悩まされます。休眠は3ヶ月程度で、一度漬けても全部の卵が孵化をせず、ばらつきが多いです。一週間ごとに再処理、儀式を繰り返すと一匹ずつなどと少数ずつ孵化をします。この手の種類では、再乾燥しても消えることなく残っており、再儀式が可能のことから、儀式したら一日後には再処理すると良いと思います。また運良く数多くの稚魚が出たとしても、水が古くなり水質悪化の兆しが有ると、途端に落ちていくことが有ります。毎週のように水換えをし、清浄な水で維持することが必要だと思います。このような種ではピートエキスが入り、薄く茶色に色付いた水で飼育することも有効だと思います。また他の中型シンプソニクティス属と同様に成長も早く、良く餌を食べますが、この食べ過ぎによる脂肪分過多により内蔵の肥大や腫瘍になるように思います。特に稚魚期に腫瘍になりやすく、餌の量と質に注意した方が良いでしょう。比較的稚魚は水質悪化にも強いのがシンプソニクテュスの仲間ですが、このデルタ系では稚魚期にもマメな水換えをした方が良いでしょう。 最近ではデルタ翼系を見る機会が極端に減っているように思います。海外でも一部のブリーダのみが維持しており、多くを増やすのが困難なのか、なかなか表に出てこないようになってしまっています。現地でも採取されていないようで、新しいロケを持った個体も聞かれません。やはりその維持の難しさからなのでしょう。国内に広がるまでにはまだまだ時間が掛かると思います。 |