アプロケイリクテュス ルクソフタルムス

Aplocheilichthys luxophthalmus


Aplocheilichthys luxophthalmus
Aplocheilichthys luxophthalmus

 アフリカのランプアイの仲間で4cmほどまでなります。一般に言われるランプアイ(normanni、ノルマンニ)よりもヒレに色が乗り良く伸びて綺麗になります。 luxophthalmusとなっていますが、macrophthalmus(マクロフタルムス)のシノニムになっていたようで、アクアログOLD.1にmacrophthalmusで載っていないことから出版時にはluxophth.luxophthalmusになっていたのかもしれません。現在詳しいことは良く判りませんが、luxophthalmusで入荷する個体とmacrophthalmusで入荷する個体とが有るようです。実際に見比べてみても差が良く判りません。二種類とも記載は有るですが、入荷するのはもしかしたら同種なのかもしれませんし、別種なのかもしれません。いずれにしても見掛け上、飼育上も同じ環境で問題ないと思います。近縁にluxophthalmus hannerzi と言う種が居ますが、この個体は産地が特定の川のようで見掛け上にも差が有り分けられているようです。
 飼育は中性からアルカリ寄りで20~26℃程度で問題なく、多数飼育するのであれば大きめの水槽が良いでしょう。少数でも狭い水槽だとガラス面にぶつかることが多く、上の写真のように口に傷が出来ることが多いです。状態良くペアで飼育していれば産卵も難しくなく、水草(浮き草)を多めに入れて有れば水面付近に産み付けます。これらの仲間の飼育上のコツはサンゴ砂を使うことです。以前は弱酸性での飼育と言うふうに雑誌等で掲載されていましたが、間違いなくアルカリ側の方が調子が良くなります。
 繁殖はアニュレイタスのようにモスを巻き付けた発泡スチロールの小片を浮かべておき、これに卵を産み付けますので、多くの卵を取りたいときはこのような方法も良いでしょう。水槽の底側よりも中層から上層に産卵します。産卵からおおよそ二週間程度で孵化しますが、親に食べられることが多く、稚魚を発見したら取り出して移動させた方が安心かもしれません。卵を発見した場合は水草ごと移動させても良いですが、親が居る水槽の水を多めにプラケに入れておき、そこに移動させるのが良いと思います。卵だけ水草から外してしまうとカビることが多く上手くいかないことが有ります。孵化直後の稚魚は大変小さく、ブラインを食べれないので、飼育水に沸いた微生物を食べて成長します。特にインフゾリアを用意しなくても、水草が入れてあれば自然に成長しますのでほっとくのが良いでしょう。場合によってグリーンウォーターを作り、緑色の水の中で育成させます。5mm程度になればブラインも食べれますので与えましょう。3cm以上になれば親と同様に冷凍アカムシも食べるようになります。産卵には特に雌に餌を多く与えて抱卵させると良いと思います。人工餌でも慣れれば良いですが、飼育水を汚しやすいので注意が必要だと思います。ランプアイ系のメダカでは水流が必要と雑誌に書かれることが有りますが、特に強い水流は必要が無く、通常のフィルターのエアーだけで良いと思います。注意することは水流よりも餌の与えすぎ、残りによる水質悪化が一番心配なことだと思います。

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