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ブラジル産の飼育難易度が高いシンプソニクテュスです。ヒレも良く伸びて綺麗になります。他のシンプソニクテュスと違ってヒレに色が乗る種です。大きくなるにしたがって青色の縁取りが目立ち綺麗です。休眠期間は4ヶ月ほどと思います。水に若干うるさい部分が有るようですが慣れれば飼育は難しくないと思います。ただ休眠期間中に卵が消えることも多いです。今後普及するにしたがって休眠期間も短くなり、飼育も幾分楽になってくると思われますが、現地では既に採取できず今後の入荷が見込めないとの話しです。国内と海外でブリードされた個体を待つしかないでしょう。 稚魚期では雌雄判別が難しいです。シンプソニクテュス系の雌は体側に黒いスポットが出て、雄に出ないのでが大半で、比較的楽に見分けが付きますが、このマルギナトゥスは雌雄どちらにもスポットが出ます。2cmほどまで育てれば雄のスポットも消えてヒレで見分けが付くことでしょう。 複数飼育している場合は雄同士の小競り合いが多く、一匹だけ大きくなった個体(トビ)が強くなり、小さい個体を追い回す様子が見られます。他のシンプソニクテュスやアウストレビアスの場合でも、このような場合には取り出して分けて飼育した方が良いかもしれません。ただし、雄同士の闘争時にヒレをめいっぱい広げて威嚇する姿はとても綺麗です。この状態を見たいのであれば、水草などを多めに入れて、競合いに負けた個体が逃げる場所を作ると良いかもしれません。気を付けないとヒレが裂けてしまうので注意が必要ですが、しばらくすればまた元に戻ります。この種では雄が雌を攻撃することが多く、ペア飼育の場合には注意しないと雌がストレスからかダメになるケースが多いようです。L水槽などの大きめの水槽で管理するか、雄と雌を分けて飼育し、ペアリングして採卵させたらまた別々に飼育する方が良いように思います。他の魚種でも雌雄のサイズに差が大きかったり、どちらかが弱っている場合には分けて飼育すると良いと思います。 水質は弱酸性~中性、水温も25℃程度で他のメダカと同様に飼育していますが特に問題も無いようです。ブラジル付近のシンプソニクテュスでは弱酸性でピートのエキスで茶色く色が付いた飼育水でも問題無い場合が多いです。これは飼育者の好みでどちらでも良いでしょう。採卵はガラス容器に入れたピートを使用していますが、ヒレが大きいのでピートを外に出してしまうことが多いです。ピートの種類や容器に工夫が必要かと思います。やはり難しいのは飼育だけでなく、採卵してから孵化させるまで。それと稚魚期だと思います。有る程度大きくなれば飼育も通常種と変わりないと思います。今後の普及が待たれます。 |