ベタ ピクタ

Betta picta


Betta picta

 このピクタは、飼いやすく性格も温和でお勧めですが、入荷も少なく入手が困難な部類です。水質はそれほど気を使わなくても、中性から弱酸性で問題ないと思います。大きさは最大でも6cmほどになるようでマウスブルーダーの中でも小型種に入ります。30cm水槽でも繁殖が可能で、繁殖はオスが卵を咥えます。二週間程度で吐き出しますが、食卵することが多く、咥えてから3日目が山になります。それを超えると二週間持ちますが、強制的に吐き出させないと食べてしまうことが多いです。食い癖が付いただけなのかもしれませんが、一度食卵してしまうと、その後も続いてしまうので注意が必要です。始めの産卵時の環境が重要なのかもしれません。温和なので複数飼育や他の魚種と混泳させてしまうことが多く、これが食卵の原因となるかも。なるべくペアのみで飼育し、水草などで隠れ家を多くすると良いでしょう。
 色彩はエニサエやシンプレックスのようにヒレに青色が乗り綺麗になります。でもメスは色が少なく、他のベタと混ぜてしまうと、一目では見分けるのも困難になりそうです。また魚が小さいうちは雌雄判別が難しいと思います。
 人口餌にもよく餌付くと思いますし、ラスボラなどの小型種との混泳は問題ないようです。ただ繁殖の際は安全を期してペアだけのほうがうまくいくと思います。産卵後に孵化した稚魚を親が食べることはほとんど無いと思われますが、他の魚の餌になる可能性が有りますので、単独飼育の方が系統維持は向いてると思います。
 マウスベタの中でも、飼育、繁殖が簡単な部類で入門種とされていて、入荷さえ多ければ人気の出る種類だと思います。ただ、良く似ているスマトラ産のファルクスよりも若干ですが飼育が難しいと思います。

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