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ピーシーズによると、カリマンタンのスカマラと言う産地で取れたようで、ダイスネリィに近縁ですが、新種として記載されるかもしれないと言うことらしいです。水質は水温24℃、GH・KHともに1以下、phが低めのブラックウォーターであり、他のリコリスと同じような生息環境らしく、飼育も同様で良いと思います。ただスカマラ産として入荷する個体でも年や時期によって発色や特徴が異なることも有るようです。 特徴はブルーが多く乗るようで、写真でもうっすらと出始めていますが、闘争時や産卵時のディスプレーの発色はすばらしく、飼育している方だけが味わえる楽しみだと思います。なかなかこのリコリスの仲間を飼育している方は少ないようで、雑誌などでは大きく取り上げられることも少なく、入荷自体も珍しい魚なので、普及を望みますが、店などに入荷しても、色が出ていなかったり、環境が適してしないと、ただの地味な魚と思われてしまい、そう言う点からも人気が少ない原因で有るのかなとも思います。でも一度手にすればこの仲間の魅力がわかることでしょう。しかし飼育、繁殖ともに、ある程度の経験と知識が必要かもしれませんが、一般的な魚を状態良く、飼育、繁殖されている方には問題ないと思います。 このリコリスの仲間で注意しないといけないのは、複数種のメスを混ぜてしまうと見分けがつかなくなり、交雑してしまう可能性があります。このスカマラも産地による違いでこの名前が付いていますが、それぞれの産地により微妙に違いがあるようなので、系統維持するなら交雑は避けたいと思います。また産地名を付けられ高額に販売されている個体も注意して吟味しないと別種で有る可能性が有ります。高額で有名なフィラメントススやリンケイの場合も同じ名前でディスネリ種で有ることが多々有ります。この二種に関しては尾びれの先端がピンテール状に伸張しますので見分けが付くと思います。 餌はブラインなどの細かな生餌を好むようで人工飼料の餌付けは難しいと思いますが、根気良く狙えば可能だと思います。成魚にはアカムシが良いようですが、入れる量に注意しないと残して腐敗することが有ります。飼育自体は他のディスネリ系と同様で良いでしょう。リコリスの飼育で注意しないといけないのがオルナティコウダやパーブルスなどの小型種です。この小型種だけはディスネリ系とは違う環境の方が良いと思います。しかしどんなリコリスでも一番良いのは大きめの水槽で水草をレイアウトした状態です。この状態で有れば自然と稚魚が泳いでいることでしょう。かえってS水槽などでペア飼育した方が稚魚を得るのに手間が掛かると思います。ただし、リコリスの姿がなかなか見れなくなり、それが嫌や場合や、産卵過程を見たいと言う場合にはS水槽などの方が良いでしょう。ベアタンクに浮き草を入れ、植木鉢を割った物などを底に置いておけば、ペアの状態が良ければ産卵します。産卵後、3日ほどで孵化しますので、その頃に取り上げて別のケースで育てるのが良いと思います。 ![]() メスです。 ![]() 1cmほどの稚魚です。水槽内がこんな感じですので、たまにしか見れません。 |