![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
|
アフリカ産の半非年魚です。俗称ブルーグラリスとして有名です。3年は生きます。半非年魚としたのは、卵が水中のままでも、水から取り上げて乾燥・休眠させても孵化すると言う点から両方の特性を持つことからです。水中で二ヶ月程度、乾燥休眠させて一ヶ月程度で発眼します。もちろん孵化まで要する期間は、保管温度により前後します。飼育は18~26℃ほどで問題ありませんが、夏場はなるべく低い温度で維持した方が良いでしょう。 このブルーグラリスはいくつかのロケーションタイプが有り、ニジェールデルタ産やナイジェリア、ベカ、ロエ、ドワーフレッドなどが知られています。ドワーフレッドはその名前の通りに小型で8cm程度。ナイジェリアのジャイアントは20cm近くもの巨大な大きさになります。画像のタイプは通常種で13cm程度になりますが、飼育環境によって尾鰭の長さが変わり、広い水槽で育成すると良く伸長し15cm程度になることが有ります。バリエーションが豊富でアメリカの愛好家では、このブルーグラリスだけのコンテストなども行われており、色彩の良い個体やヒレの良く伸びる系統などを掛け合わせた、コンテスト向きの個体も作られているようです。 飼育自体は他の非年魚と同様で良く、大変丈夫で病気知らずと言えます。しかし大きくなる種類だけに成長が早く大量の餌を食べます。この通常種であっても60cm水槽が必要になり、雌雄間の小競り合いが有るため、水草などを多く入れてメスの逃げ場を作っておきます。生まれて一年ほどで10cm程度にはなることでしょう。餌については冷凍アカムシのみで良く、生きた小魚でも食べますが、小魚に慣れてしまうと自然に孵化した稚魚を食べてしまう恐れが有ります。 注意点は水槽のサイズが小さいと、口をガラス面に当ててしまうことが多く、傷が良く付き切れてしまうことが有ります。なるべく稚魚のうちから広い水槽で余裕を持って飼育するのが良いでしょう。 卵は水槽の底一面に良く煮たピートを敷き詰め、定期的に水槽を丸ごとリセットして回収します。慣れたペアでは大量の卵が得られますが、始めのうちはカビて消えてしまうことが多く、産卵が下手なのが良く判ります。雌の大きさにより卵の大きさも異なるので、小さいメスの場合、小さく透明な卵は見つけにくいと思います。回収したピートに入っていた卵は、そのまま飼育水に漬けたままでも孵化しますが、2ヶ月ほど掛かる場合が多いので、乾燥休眠させた方が早いでしょう。休眠は他の年魚と同様にピートごとネットに入れて、手で絞って軽く水気を切りビニール袋に収容。あとは25~28℃の場所に保管しておきます。卵の様子を見て発眼し始めていたら水に漬けておけば、しばらくして稚魚が浮いてくると思います。休眠時、卵は意外と柔らかいので、潰してしまわないように力加減に注意しましょう。 |